こんにちは、健悟です。
まずは、この写真を見てください。
はい、お茶畑でございます!
でも、普通の畑と少し違うところがあるんです。ヒントは、この写真が3月に撮ったということです。
もうひとつヒントに普通の茶畑を同じ時期に撮った写真がこちらです。
分かりました?
そう、前にもブログで書きましたが、10月に整枝をせずに、ぼさぼさの畑のまま、放置してあります。
決して、この畑の事を忘れていたわけじゃないんですよ。それには理由があるんです。
元々、この畑は、寒い空気がたまりやすい場所、いわゆる霜をくいやすい場所にあって、毎回悩みの場所でした。
そこでとった方法が、芽が出る時に霜をくうのなら、芽を出す時期を遅らせれば霜はくわないじゃないかという考えの「春整枝」でした。
春に整枝を行う事で、お茶の収穫時期が遅れてしまいますが、霜によって畑を傷めずにいることが出来ます。
最近では霜対策も防霜ファンなど色々ありますが、省エネで出来て、昔からあるのがこの方法です。もうすぐ、整枝をする時期です。おいしいお茶が取れるのを期待します。
ちなみに、この畑から取れたお茶だけで作った商品があります。その話はまた次回に。